2018年11月20日(火)
朝いれたホットコーヒを飲みかけのまま家を出ると戻る頃には元ホットコーヒーはアイスコーヒーにはならずに、ひたすら不味い常温コーヒーになるわけですが、それを捨てられず飲んでしまいます。体に悪そうな菓子パンとあわせると案外うまいのです。
最近は冷たいものが苦手なシュミテクトな人や体を冷やしたくない方々のためにコンビニでも常温コーナーが設けてあって常温のお茶や水が売られているなど、じわじわ常温ブームがきています。冷やされてないとスゴく損した気分になる意識低い系の僕なんかはまだ常温に手を出したことはありませんが。ギンギンに冷えたものばかり飲むからすぐ腹を壊すくせに。
最近はスタバをはじめカフェやファミレスにもコンセントが設置されていて、電気が無料だ!使わなきゃ損だ!みたいな風潮が蔓延しているふしがあります。今日もスタバのコンセントはMacやiPhoneの白いコードでいっぱいです。もちろんスタバの利用者ならなんの問題もないのですよ。なんの問題も…?
あえてそうされているのだと思うのですが、東日本大震災の時に手作りされたA4の節電ポスターを2018年現在も玄関先に貼ってあるマンションがあって、僕は毎日その前を通るおかげで節電意識をギリ持ち続けられているのだと思うのです。だからこそ昨今の“コンセントのもってけドロボー!”状態は節電時代に逆行しているような気がしてまだ乗り切れていません。「充電くらい家でやれや」なんて器の小さいことを思ってしまうのです。
節電と言えば、レトルトのカレーが好きでよく食べるのですが、電子レンジで温めることはほとんどしません。カレーに限らずレトルトの類は大体そのまま食べます。温めない代わりに炊きたてのご飯を用意すればいいのです。炊きたての灼熱ご飯には常温のレトルトが絶妙にちょうど良いのです。もしもその際にレトルトを温めでもしたら熱すぎて食べれたものではないですし、火傷をしてしまいます。
このレトルトのくだりは付き合いたてのカップルにも通じる肝に銘じておくべき薀蓄だと思います。そっちが激アツで来るならこっちは常温で。くらいの方が愛も続くというものです。ただ気をつけて欲しいのが、お互いに常温を保つと旨くもないが食えなくもないという状態が続くということです。腹を壊さなくて済むのでそれはそれで良いのかもしれません。常温ブームが今、熱い。
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