2017年10月23日(月)
洗濯洗剤は粉末の方がよく落ちると聞いて粉末に変えたらやっぱりよく落ちる気がします。長い間、液体洗剤こそいいヤツと思い込んでいたのに。
新しいものが必ず良いものだった時代は気がつかないうちに終わっているんだと思います。最近は新発売を疑って見るようになりました。
コンビニの弁当は新発売の度に値段を上げています、パンのリニューアル新発売は小さくするための口実に過ぎずレーズンパンは二口サイズです。得体の知れない人工甘味料をたっぷり入れてカロリーOFFで新発売されるなら、砂糖を入れてカロリーUPの方がお得に思えてきました。この夏、虫コナーズに止まっている虫がいました。もちろんファブリーズを置いても軽井沢の香りはしません。医者でもないのに99.9%除菌する手。ほんとうは必要のないものが身の回りにたくさんあるように思えてきます。それを気休めと呼んでしまえばすべて必要なんでしょうけど。
ペットボトルに入れられた透明なミルクティーが発売されました。ミルクティーを透明にしようなんて発想、世界を探しても日本くらいなものだと思います。その情熱なにかに使えやしないか。
新発売に愛想が尽きたおかげで最近は古いものに“いいなあ”なんてしみじみと思うようになりました。クラシックカーがかっこよく見える、古民家を買い取ってカフェを始める人に憧れる。そして何より実家にある昔ながらの暮らしが心地よく思えてきました。懐かしいものの中にも“新しさ”はたくさん入っていて、アイデアだってきっとそうなんだと思います。何かを生み出そうとする人の手は真っ白ではいられない。少し洗いすぎた手を反省しました。