2018年2月28日(水)

 

平昌オリンピックが終わり陥ったオリンピックロスからもようやく回復し、オリンピックロスロスな日常に戻りました。

 

 

冬季オリンピック史上最高の13個ものメダルを獲得した日本選手団。メダルまでの13通りの道のりに平坦なものはひとつとしてありえませんが、テレビの特集なんかをyoutubeでむさぼり見ていると皆それぞれにただならぬ悔しさを感じながら四年間を過ごしていたことがわかりました。前回のソチを寸前で逃した人、ソチで世界との差を痛感した人、所属チームから戦力外を言い渡された人、姉妹で比べられることに嫌気がさした人、化粧が濃いと言われる人。そんな悔しさを文句に変えて吐き出さずに噛み締め続けた人が平昌でメダルを手にしていたような気がしました。

 

 

だからこそ平昌で9位に終わり悔し涙を流しながらも風に恵まれなかった状況をいっさい言い訳せずこう語ったジャンプの伊藤有希選手のこれからに期待せずにはいられません。

 

 

「この4年間は本当にたくさんの人に支えて頂いてきたんですけど、その方たちの笑顔が見たくて、そういうジャンプがしたくてここに来たんですけど、それができなくてすごく残念です」

 

 

四年後の北京オリンピックが今からすでに楽しみです。