2019年4月26日(金)
相田みつをさんの“にんげんだもの”は世の中に大きな影響を与えたパワーワードであります。“にんげんだもの”は多くのにんげんを救いました。
「大人のくせに平気で嘘をつく。」
良くないことです。
「大人のくせに平気で嘘をつく、だってにんげんだもの。」
“にんげんだもの”をお尻につけておけば大抵のことはOKです。嘘に可愛げすら感じてしまいます。
「大人のくせに自分の地位や保身のために若者の夢を潰す。」
最悪です。
「大人のくせに自分のお金や保身のために若者の夢を潰す、だってにんげんだもの。」
最近は“にんげんだもの”をもってしても救えない大人がワイドショーのネタになります。
子供たちにとって大切なものは法律や校則よりも大人の言動や振る舞いです。親や先生を見ながら自分だけのルールブックを少しずつ作るわけです。自分らしいの“らしい”は自分だけでは作れないのです。