2017年6月3日(土)
便利さの象徴だった自動販売機の設置台数がここに来て減少しているようです。
コンビニもあればスーパーもある、飲み物を買う選択肢は増えているので当然と言えば当然ですが、最も大きな原因は缶コーヒー離れにあるのでは?コンビニで本物のコーヒーを100円で売られたら、もともとがコーヒーの代用品である缶コーヒーは味、価格ともに勝ち目はないと思われます。
焼きそばとカップ焼きそばが別物のように、缶コーヒーには缶コーヒーなりの美味しさがあるのでしょうが、缶コーヒーが謳う宣伝文句ほど美味しくないのは間違いございません。
その上、このご時世、煙草を吸える場所がありません。缶コーヒーは煙草の相棒、働く男のアイテムだったのも今は昔です。
そう思うと缶コーヒーはにわかに前時代のものになりつつあります。あと50年もすればすっかり姿を消し、懐かしいものランキングの1位を飾るなんてこともあり得るかもしれません。
そんな缶コーヒーが時代に抗うかのように放つ言葉の数々、120円の商品とは思えぬ身の丈以上の売り文句が気になります。
世界一のバリスタが認めた
粗挽きネルドリップ製法
焦がし焼き
希少高級豆使用
アロマ密封焙煎
コク40%UP
などなど、まるで究極のコーヒーが誕生したかのような妄言ぶりです。工場のラインで大量生産されている商品とは思えないなんと立派な自己紹介でしょうか。
「自己紹介が苦手だから面接も飲み会も避けてきた」なんて甘ったるいことを言っている場合ではない。と思い、この度、このWEBサイトにも自己紹介を掲載しました。まだまだ身の丈以上のことを書けるハートの強さはありませんが、下半期はモチベーション40%UPして、満足度90%で、誰でもいいから認められたい。