クイーンズ駅伝2017結果発表!

クイーンズ駅伝

例年に比べ風も穏やか気温も13℃とコンディション良さげのなか開催されたクイーンズ駅伝2017。20歳前後の若手と怪我や不調から復活した中堅組の活躍が目立ちました。3年後の東京オリンピックが駅伝にもいい影響を与えているのか。今年も各チーム悲喜こもごもの総力戦で見ごたえのあるレース展開となりましたが、例年通り超前半型オーダーでシード権争いを盛り上げようとしてくれた資生堂に助演女優賞を。

 

まずは今年のクイーンズ駅伝の結果です。

※2018年7月19日、ユニバーサルエンターテインメントがドーピング規定違反により失格となりました。

DQ ユニバーサルエンターテインメント

1位 パナソニック

2位 ダイハツ

3位 JP日本郵政グループ

4位 第一生命グループ

5位 天満屋

6位 ヤマダ電機

7位 資生堂

8位 豊田自動織機

9位 九電工

10位 積水化学

11位 京セラ

12位 デンソー

13位 三井住友海上

14位 肥後銀行

15位 しまむら

16位 ワコール

17位 TOTO

18位 ホクレン

19位 シスメックス

20位 ノーリツ

21位 スターツ

 

総合成績はこちらから

クイーンズ駅伝2017総合成績

 

パナソニックがプリンセス駅伝と同じレース展開で4区まで進めたのは予想外。あの前半の大量リードで他チームのレースプランにズレが生じたのでは。優勝を狙えたJP日本郵政と第一生命は決め手に欠いた感じ。逆にダイハツはプラン通りのいい流れだったように見えました。結果的にはユニバーサルの地力が目立ったレース。さすが強い高校生が集まるだけのチームではあります。前年のクイーンズ8からシード落ちしたのは九電工とワコールの2チームのみ。上位チームは安定した強さがありますが、そこは栄枯盛衰が激しい女子駅伝、来年のクイーンズ駅伝までの1年がまた楽しみです。

 

続いて区間賞はこちら。

※2018年7月19日、ユニバーサルエンターテインメントがドーピング規定違反により失格となりました。

1区 森田  香織(パナソニック)

2区 渡邊 菜々美(パナソニック)

3区 堀 優花(パナソニック)

4区 シュルブロ(TOTO)※日本人1位 飯野摩耶(第一生命)

5区 前田 彩里(ダイハツ)

6区 竹地志帆(ヤマダ電機)

 

まさかのパナソニック3区連続区間賞。メディア映えするメンバーが揃った1区でラストすいすい抜け出した森田姉さんには驚き、もともとスピードランナーですがあのタフな終盤であのメンバーより先着したことは今後の飛躍に繋がるのでは。3区の堀さんはプリンセス駅伝同様に強かった、ひとり淡々と押していける力は本物、来シーズンの活躍が楽しみ。5区の区間賞は前田さんの定位置か。身体も絞れていて安定の走り、来年は駅伝を回避してでもマラソンで記録を出して欲しい。優勝チームから6区区間賞が出るのはいかにも駅伝らしい結果。いい流れをまともに受けて走りきった猿見田さん。ユニバは有望な若手がごろごろいる。

 

続いては、こちらのブログ記事「もうすぐクイーンズ駅伝2017」に書いた事前入賞予想の答え合わせです。

 

1位 JP日本郵政グループ → 結果3位(ハズレ…)

鈴木さん、関根さん、鍋島さんの三本柱の存在は強力。日本代表クラスのスピード持久力を備えた選手を3人抱えるチームは郵政だけ。今年はエースの鈴木さんを3区、覚醒中の鍋島さんを5区、やや疲れ気味の関根さんは1区で勝負。2区は怪我明けながら状態が上向きの宇都宮さんを抜擢。4区のインターナショナル区間は岩高さんか新人の澤口さん。今年も寺内さんを6区に置けるのが強み、強いチームは6区が安定してる。繋ぎの区間を粘りまくって5区でトップを奪いそのまま逃げ切るレース展開が理想。昨年の1区で好走し優勝に貢献した中川さんがエントリー外なのが大きなマイナスポイントですが。

 

|予想オーダー

関根 ─ 宇都宮 ─ 鈴木 ─ 岩高(澤口) ─ 鍋島 ─ 寺内

 

|区間オーダー

鈴木 ─ 宇都宮 ─ 鍋島 ─ 柴田 ─ 関根 ─ 寺内

 

強力な3人をもってしても勝てないのが駅伝の面白いところ。鈴木さん、関根さんが明らかに万全ではない中でも主要区間を走り切ったので今後がちょっと心配。昨年1区の中川さんがいない分と言えばそれまでだけど優勝には1枚足りなかったか。ただ2区の宇都宮さんフォーム綺麗でもっと伸びそう。資生堂、ユニバと競り合った“女龍馬”鍋島さんは期待通り区間2位の力走。パナソニックが独走していなければ優勝のチャンスはあった気がする。4区柴田さん区間5位、日本人3位は立派。さすが副キャプテン、創部メンバーの意地を見た。夏に世界大会があると代表クラスを抱えるチームは駅伝が大変。来年は主力以外の活躍に期待!

 

 

2位 第一生命グループ → 結果4位(ハズレ…)

W田中さんらマラソン組の状態が全くわからないし、エントリー表の順番が紛らわしく予想しにくいチーム。確実なのは3区の上原さんと6区の佐々木さんだけ。今季好調の飯野さんが距離を伸ばしている気配がするので思い切って1区起用を予想。東農大時代も1区経験あるし。(北海道マラソン明けの田中花さんの状態が良ければ順当に1区だろうけど。)2区は勝負強さを買われて湯田さんが走る気がします。4区はトラックでコンスタントに結果を出している嵯峨山さん。そしてポイントの5区にどちらかの田中さんを起用する作戦では?6区の佐々木さんはレース展開次第では区間賞も狙える。でもW田中さん絞れているし二人共走りそうな気もしてしまうけど…どうだろう。懸念材料は上原さんがやや停滞気味な様子とこのタイミングで田中智さんがTwitterはじめた点が気になる。

 

|予想オーダー

飯野 ─ 湯田 ─ 上原 ─ 嵯峨山 ─ 田中花(田中智) ─ 佐々木

 

|区間オーダー

嵯峨山 ─ 原田 ─ 上原 ─ 飯野 ─ 佐々木 ─ 湯田

 

W田中さんが怪我で欠場でフレッシュな布陣の第一生命でしたが、それでも5位は立派。全員区間一桁で隙のない駅伝だっただけに来年が楽しみです。特に1〜2区のルーキーの走りは素晴らしく5位の原動力に。上原さんとダイハツ松田さんの並走は見応えあった「おめえにはぜってーまけねぇ」感が凄かった。そしてキャプテンの飯野さん、気持ちの乗った男前な走りで区間3位。5区佐々木さんが準エース区間をしっかり走れたことは明るい材料。高卒2年目の湯田さんが第一生命の主力になりつつあるのもすごい。将来はエース区間もありえるのでは。今のチームは大崩れする気配がないいいチーム。

 

 

3位 ヤマダ電機 → 結果6位(ハズレ…)

引退した元キャプテン森唯我さんが抜けた穴をどこまで埋められるか。鍵を握るのはやっぱりエース西原さんの調子次第。当日強い西原さんが登場して3区を爆走すれば面白くなるはず。そうでない序盤から苦悶の表情を浮かべる西原さんが顔を出してしまったらシード権争いのボーダー上に転落。勝負強い筒井さんを1区にして終盤まで上位をキープしたい。そして昨年1区の竹地さんを6区に置いて前を追う展開に。2区は石橋さんか安藤さん。4区はヤマダ電機屈指のスピードランナー渋谷さん、でも気合いの乗った横瀬さんも見たい。5区石井さんが鬼ピッチで区間賞を獲ることがあれば初優勝も(願望)。

 

|予想オーダー

筒井 ─ 石橋(安藤) ─ 西原 ─ 渋谷(横瀬) ─ 石井 ─ 竹地

 

|区間オーダー

石橋 ─ 渋谷 ─ 西原 ─ 石井 ─ 筒井 ─ 竹地

 

スポンサーの関係か、大人の事情か、毎年強いのにテレビ中継ではあまり触れられないヤマダ電機。石橋さんの粘りの走りと渋谷さんの区間3位のスピードで2区終わりで7位につけたのは大きかった。西原さんは最低限にまとめた感じ。豊田自動織機より前で渡せたことで何とかシード権への望みをつなぐ。4区に石井さんを起用したのはどうだったか疑問は残るけど本調子でないなら仕方ない、来年はきっちり5区を走りきって欲しい。そしてヤマダ電機の命運は例年どおり筒井さんにすべてかかる展開に。例年ならもう少し押し上げるところを今回は珍しく不発、8位で6区へ。ただアンカーの竹地さんが区間2位の好走で7位FINISH。最近の西原さんの記録を見る限り適正は5,000mか。中距離に有望な人材が揃うだけにエース区間を走れる人がもう一人いれば優勝も遠くない!

 

 

4位 ダイハツ → 結果2位(ハズレ…)

大森さんがエントリーされているのに驚き。怪我明けでコンディションは万全でないにせよテレビ中継を盛り上げる為に2区に起用。実業団デビューとしてはいい舞台だし、薫英の先輩後輩襷リレーって何度も実況されそうだし。その他の区間はプリンセス駅伝と同じオーダーで。とにかく3区松田さんと5区前田さんの状態次第、この二人がいつも通りに爆発しなければシード圏外。爆発したら5区終わりで3位。1区吉本さんと6区竹本さんが安定しているだけに4区は当日最も調子のいい人を起用したい。木崎さんは元気でしょうか。

 

|予想オーダー

吉本 ─ 大森 ─ 松田 ─ 久馬悠 ─ 前田 ─ 竹本

 

|区間オーダー

吉本 ─ 木崎 ─ 松田 ─ 大森 ─ 前田 竹本

 

吉本さんがあの早いペースに最後まで着くとはすごい。1区区間5位。ここまでの復活ぶりは素晴らしい。タスキを落とした木崎さんも元気そうで良かった、しっかり区間10位でまとめる。あきらかに絶好調ではなかった松田さん今日も腹筋を見せてくれるサービスぶり、眉間のしわも腹筋なみに深いシワ。「ダイハツのマツダ!」って実況がなんかややこしい。大森さん身体重そうだった、まだまだ本調子には遠いのにそれでも区間10位は凄い。前田さんは美人になった。アンカー竹本さんが日本郵政の寺内さんと並走するさまは双子のようだった。今回は竹本さんに軍配。3位は素晴らしい結果。大森さんが本来の力を取り戻した時、どうなるのか。でも世界と戦う人が多そうなので来年は他メンバーの力が必要。

 

 

5位 積水化学 → 結果10位(ハズレ…)

プリンセス駅伝から6区のみ変更。今季トラックで結果を残した佐藤さんからロードに強い名城OB湯澤さんをアンカーに。1〜3区でトップ争いに加わり5〜6区間でどこまで粘れるかどうか。シード権は6区湯澤さんに委ねられる展開になりそう。4位に終わった10月のプリンセス駅伝を調整と考えれば今回のクイーンズ駅伝にピークが合う予感。天気が良くて無風なら5位。尾西さんのラストランに花を添えるような走りを期待します。

 

|予想オーダー

森智 ─ 尾西 ─ 松崎 ─ 中舎 ─ 桑原 ─ 湯澤

 

|区間オーダー

森智 ─ 佐藤 ─ 松崎 ─ 尾西 ─ 桑原 ─ 中舎

 

尾西さんラストランの積水化学がまさかの失敗レース。いつもの1〜3区で流れに乗るレースができずほとんど中継カメラに映らない展開に。5区桑原さん6区中舎さんが良かっただけに残念。1区森さんの1分以上の遅れは体調不良か。そして3区松崎さんはやはりトラック無双と言わざるをえない凡走。。。ただ不調で4区にまわったラストラン尾西さんの3人抜きは見事。地元でモチベーションの高かった佐藤さんも2区区間8位でしっかりテレビに映る。6人全員のピークを合わせる駅伝の難しさ。尾西さんが引退した来年、新戦力の台頭に期待!

 

 

6位 豊田自動織機 → 結果8位(ハズレ…)

横江さんがエントリー外なので、恐らくプリンセス駅伝と同じオーダー。でも菅野さんは1区より5区の方が適正があると思うけど。プリンセス駅伝に比べ強豪がひしめく序盤ではプリンセス駅伝の時のような波に乗るのは難しい。4区終わりで2位にはつけたい。全体的に穴がないオーダーだけど、豊田自動織機はチーム力というより個の力で勝つチームの印象。もしひと区間でも失敗したら下位に沈む予感。優勝したプリンセス駅伝の疲労が抜けるかどうか。

 

|予想オーダー

菅野 ─ 薮下 ─ 福田 ─ アンカリンジ ─ 沼田 ─ 林田

 

|区間オーダー

菅野薮下福田 ─ アンカリンジ沼田林田

 

立命館時代はあまり経験したことがないであろう1区菅野さんは区間13位。この遅れがずーーっと響いた。菅野さん1区に向いていないのでは?豊田自動織機はスピードランナーがたくさんいるので例えば福田さんが1区なら面白い展開になった気がします。アンカリンジさんはトラックに比べてロードではいまいち強くないような…、怪我でしょうか。豊田自動織機はチーム力というより個の力で勝つチームの印象。もしひと区間でも失敗したら下位に沈む予感。優勝したプリンセス駅伝の疲労が抜けるかどうか。」ある意味的中です!

 

 

7位 ワコール → 結果16位(大ハズレ…)

大砲二発を要するワコールがシードを獲得する予想。一山さんは3区で区間賞候補。福士さんもまだまだトップクラスの存在感、5区で区間5位以内につけて欲しい。田淵さんが好調なだけにチャンスあり。問題は1区。昨年は1区に一山さんを起用して区間賞を獲る活躍、しかも5区小指さんの区間7位の好走もあってシード権を獲得。今年も同じ展開を期待したくなりますが一山さんはそろそろエース区間で見てみたい。2区終わりで10位前後なら充分イケる。

 

|予想オーダー

小指 ─ 南 ─ 一山 ─ 安川 ─ 福士 ─ 田淵

 

|区間オーダー

一山 ─ 樋口 ─ 福士 ─ 小指 ─ 南 ─ 田淵

 

オーダーも大きくハズレ、おかげで予想順位も大ハズレ!福士さんが昨年に比べ7割の体調(監督談)でチームの調子も今ひとつ、そんな空気を察してか一山さんがヨーイドンで飛び出していく。区間賞だった昨年の自分を超える為にかかり気味の一山さん。ラストの下りでよもやの伏兵にさされて区間7位。もう1本の大砲福士さんも3区14位。メンバーもだいぶ減ってしまったワコールなのでここから新たなスタートですか。いつも活躍を期待されて応え続ける一山さんの脚が心配。

 

 

8位 パナソニック → 結果1位(ハズレ…)

準優勝だったプリンセス駅伝と同じオーダー。堀さんと内藤さんはどんな状況でも安定して走れるので最終順位は森田さん姉妹の調子次第、特に5区が最重要ポイント。好調だったプリンセス駅伝から少しピークが過ぎるかもしれない点を考慮して8位に。堀さんでどこまで貯金が作れるか。そして内藤さんが冷静に前を拾っていけるか。九電工、天満屋、ユニバーサル、デンソー辺りと競り合う予感。

 

|予想オーダー

森田香 ─ 渡邉 ─ 堀 ─ 川路 ─ 森田詩─ 内藤

 

|区間オーダー

森田香渡邉 ─ 戸部 ─ 森田詩内藤

 

森田姉〜渡邉〜堀さんの連続区間賞で予想外のロケットスタートをしたパナソニック。堀さんがサバ好きで「ごちそうサバ」と言っているという怪情報を何の脈絡もなくねじ込んだ増田さんも見事。5区森田妹さんが故障で調子を落としていると言われながらも区間5位の快走、ここにきて森田姉妹覚醒の感が否めない。なにげにキャプテン内藤さんも区間3位で最終区を走っている。優勝したユニバとの差は4区の差のみ。でもそれを言っては元も子もない、今日はパナソニックの2位を称えるべき。

 

 

9位 九電工 → 結果9位(当たり!!)

5区が悩み所。昨年は地力のある芦さんでしたが今年は不調の様子。消去法で考えると5区は宮崎さん。2,3,4区はほぼ間違いない布陣で九電工のストロングポイント。残る1区と6区は今季のトラックの記録から新人の園田さんと逸木さんに。1区で区間二桁でも3〜4区で5位まで上げて最後はシード権争いに。

 

|予想オーダー

逸木 ─ 陣内 ─ 加藤 ─ ワイディラ ─ 宮崎 ─ 園田

 

|区間オーダー

逸木 ─ 安達 ─ 加藤ワイディラ ─ 芦 ─ 陣内

 

エース3区加藤さん、4区ワイディラさんで浮上するいつものパターン。しかし今回は4区終わりで8位なのが痛かった。アンカーに陣内さんを置いた采配があまり効果的ではなく、いつも通り2区でも良かったのでは。そもそも2区を走れるほどメンバーが揃っていればもっと上位を狙えたはずだけど。昨年1区区間5位の宮崎さんが補欠にまわざるをえない状況からしてこの結果は仕方ない。来年のプリンセス駅伝の優勝候補、地元九州で開催されるので九電工にとっては逆に好影響もあるのでは。

 

 

10位 ユニバーサルエンターテインメント → 結果失格

10位は天満屋と迷いましたが、こちらに。小出監督の存在でメディア受けの良いユニバーサルは毎年虚実入り交じる展開に。今年も鷲見さんと和久さんがTBSの犠牲となるのでしょうか。何があろうと強い木村さんを2区で使うのはもったいないので1区でテレビに映って会社に貢献。それにしても今季トラックを走っていない人が多く調子を測りかねない、和久さんは5区を走れるのかどうかもわからない。実はアメリカでしこたま走り込んですごいキレだったりする可能性も。そしたら予想は大きくハズレること間違いなし!

 

|予想オーダー

木村 ─ 猿見田 ─ 鷲見 ─ ワンジュグ ─ 和久 ─ 中村

 

|区間オーダー

木村 ─ 秋山 ─ 鷲見 ─ 伊澤 ─ 中村 ─ 猿見田

 

ワンジュグさんを使わずして優勝はびっくり。1区木村さんはいつも通りの強さでしたが、2区の秋山さん3区の鷲見さんの粘りが予想外。鷲見さんはようやく黒髪に戻り完全復活、Qちゃん2世の襲名し直しか。そして個人的にMVPは4区伊澤さんの見事な走り。最後の下りでトップのパナソニックに9秒差まで詰めたのが勝因かと。あの走りで5区中村さんは余裕を持って前を追えた気がします。6区はテレビ中継で“鷲見さんに憧れている”が枕詞になっていた猿見田さん。Qちゃん2世に早くも後継者が、Qちゃん3世か。あのひょうひょうとした感じは確かに鷲見さんぽかったけど。ルーキーとベテランの力が融合したユニバーサルエンターテインメント、序盤中盤終盤隙のない強さでした。

 

伊澤菜々花

 

 

以上で今年のクイーンズ駅伝も終了です。まさか!事前予想がひとつも当たらないとは、これだから駅伝は面白い。(ユニバの失格で結果的にひとつ当たりました)

資生堂は5〜6区で相当落ちると予想していましたが結果8位で今年もクイーンズ8入り。いつもながら1区竹中さん3区高島さんが安定の速さ、しかも2区と4区も区間一桁で繋いだとあって、あと一人いたら優勝を狙えるチームじゃん!来年は誰が移籍してくるのでしょうか、ある意味楽しみなチームです。ユニバーサルをはじめマラソンに積極的な天満屋、第一生命などは距離を踏んでいるせいかどんな展開になっても強いのですね。天満屋が6位にくるとは思いませんでした。三井住友海上14位、駅伝を引退した渋井さんの影響で大幅にメディア露出減。

 

ユニバーサルエンターテインメント優勝で幕を閉じたクイーンズ駅伝2017、今回はすべての予想を外してしまいましたが選手のみなさまお疲れ様でした。また来シーズンよろしくお願いします。来年はTBSのユニバ推しがさらに加速するでしょう、小出総監督が元気な限り。いやいつまでもお元気でいてください。

 

さあ次は1月1日、ニューイヤー駅伝だ!

 

 

 

投稿者 片塩 宏朗

お読み頂きありがとうございました。コピーライターをしています。好きなランニングと短歌について時々書きます。フルマラソン:3時間15分28秒、ハーフマラソン:1時間27分59秒、シューズはasicsです。

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