はじめて参加した板橋シティマラソン。「タイムを気にせずに40キロ走の感覚で気楽に走ろう」との思いとは裏腹にいざ42.195kmを走ると思うと緊張して止まらない尿意。起床して、スタートするまで何度トイレに行ったことでしょうか。(八回)しかもレース中にも一回。

 

5回目のフルマラソンにして初めて自宅から行ける大会でしたが、起床はいつも通り3時50分。赤飯おにぎり2個とバナナ2本とエネルギーゼリーの朝食。これもいつも通り。朝日に見送られながら山手線から埼京線へ。日曜日の早朝から駅にも街にもたくさんの人がいることに驚きます。そんな埼京線の車内でもマラソンランナーはひと目でわかる。同じレースに出る仲間ではあるけど、他人なので話しかけない。当然誰からも話しかけられない。

 

総勢2万人も集まる大会に独りぼっちで乗り込むのもマラソンあるある。おのれと向き合えるのがマラソンの醍醐味だからいいのですが。やっぱり不安。

 

 

8時前には河川敷の会場に到着、服やシューズを着替えて荷物を預けてスタートブロックへ。自宅から既にウェアは装着済みなのでこの辺りはとてもスムーズ、でも行列のできるトイレでだいぶ並んだ。

 

僕のFブロックに着いたのは8時40分くらい。板橋シティマラソンは、スタートブロックの割り込みには厳しいらしく、そこはとても好感が持てました。でも、自己申告制ゆえに、明らかに走れるの?ってランナーが相変わらず前のブロックにちらほら。これもマラソンあるある。虚偽申告までしてスタート位置を前にしたい気持ちは僕にはわからないけど、マラソンに限らずどこにでもいるもんなー、そんな人は。

 

しかしながらそんな不正は気にならないくらい、大会運営はスムーズで、ボランティアの方々も大勢いてくださり、マンモス大会にしてはストレスが少ないいい大会だと思います。ただし、河川敷ならではのコースの狭さ、変わらない景観、強風。これは前もってわかっていましたが、前もってわかっていた以上のものでした。今回、タイムを狙わないにしても、ざっくりキロ5分くらいで行こうとは思っていましたが果たして…。

 

 

 

スタート後はずっと人だかり。お祭りの中、境内に並ぶ参拝客のような雰囲気で、人にぶつからぬよう緊張感を持って走りました。前半は、恵まれ過ぎたお天気によって暑い暑い、10kmくらいまでの給水もスポーツドリンクではなく、ことごとく水をとってしまい焦る焦る。ようやく掴んだ乾燥梅干しを口いっぱいに頬張り塩分補給で一安心。平時では考えられない量の梅干しも、非日常の世界、マラソンでは当たり前に口にできます。

 

 

15kmにもなると、ようやく人だかりから人ごみくらいになり、緊張せず走れるようになったと思います。中間地点までは完全なる追い風でトイレに行ったことを除けば、予定通りキロ5分では行けていました。懸命に景観を楽しもうと努力はしましたが、同じところをループしているような感覚に陥り、断念。

 

 

そして中間地点の折り返し、さっきまで味方だった追い風が、向かい風となって立ちはだかり、ジリジリと遅れ始めます。しかも時間が進むにつれて天気は曇りに、風は強風に変わり、たくさん汗をかいていた身体はすっかり冷やされ、乳首に貼った絆創膏まで剥がれて乳首もヒリヒリ痛い。

 

30kmの壁を迎える前に無念の失速です。しかもGPSが途中で切れる毎度のハプニング。ラップの計時も滅茶苦茶になってしまい、気力もダウン。あとはなるべく翌日以降にダメージが残らないように淡々とストライドを狭くして走り、手元の時計で3時間36分でゴール。キロ5分をしっかりオーバーしてしまう。

 

 

ゴール後は名物と言われるシャーベットを暖かい紅茶で頂き、帰宅の途へ。朝は大行列だった駅から河川敷からの道も帰りは独りでとぼとぼ歩く。13時10分に浮間舟渡の駅へ到着。ホームのベンチで朝食の残り、3つめの赤飯おにぎりを食べる。汗をかいた身体には塩気が全く感じない。日常へと戻る帰りの埼京線は眠かったー。

 

1年ぶりのフルマラソンはやっぱり長かったー。来年はスピード練習をきちんとしてから走れるといいな。板橋シティマラソン、ありがとうございました。

 

 


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