ようやくランニング再開。三週間も走らなかったのは、この5年で初めてのことなので言いようのない違和感です。尾てい骨の患部も落ち着いて来たとは言え、医者からは「医者の立場からは走っていいとは言えない。」と医者ならではの忠告をされる始末。

 

でもこれ以上走らないと心が病んでしまいますので、ゆっくり5kmのジョギングから開始です。桜も散ってすっかり季節が変わり東京はもう初夏の様相。やっぱり気持ちがいい、でもすぐに疲れる。たった5kmでも筋肉痛。また脚が無くなってしまいました…。

 

それにしてもフルマラソンを走った後は、毎度、何らかのトラブルが発生します。風邪を引いたり、お腹を壊したり、扁桃腺が腫れたり、そして今回は尾てい骨のデキモノが爆発したり。直接的な原因をマラソンに結びつけるのは安易ですが遠因の一つではあります。いつもお世話になっている整体師の先生に言わせれば、ぼくの身体は春に弱いとのこと。

 

いっときはサブスリーを視野に入れ月間300kmを最低限のノルマとし、ハーフでは1時間27分台まで脚を作って来ました。でも身体に負荷をかける練習はしっかり休養をとらないと疲労が溜まってたちまち体調不良になってしまいます。陸上未経験の中年がランニングで身体を酷使して暮らして行けるほど日々の暮らしは甘くない。

 

だからこそ、ランニングを楽しく長く続ける為に身体のメンテナンスは欠かせません。若い頃は高い自然治癒力でどうにかしてきた身体もどうにもならない年齢に差し掛かってきたわけです。「ひと晩寝たら元気になる」なんてフレーズは若さの専売特許。放っておいたら疲労は蓄積し、免疫力が下がり、身体の弱い部分に異変が生じます。それがぼくにとっては喉と耳、それに今回の変なデキモノなのでした。

 

メンテナンスにも色々ありますが、1日の中でそうそう手間暇をかけられませんから、あくまで日常生活にさり気なく組み込めるものがいいです。ぼくが実践しているのがこちら。

 

お灸

 

ストレッチ

 

マッサージ

 

お灸はツボを暖め経路の流れを整えてくれますので免疫力UPに効果があります。とりあえず今はツボの中でも最もポピュラーな手のツボ「合谷」と脚の膝下にある「足三里」の4箇所にせんねん灸を就寝前にしています。もぐさの香りも心地よくアロマ効果かなんなのか心も癒やされる気がします。即効性のあるものではないのですが、脚の冷えが改善され寝ている間につりやすかったふくらはぎがつりにくくなりました。

 

次にストレッチ。これはもう日常生活で気がついた時に肩周りをグルグル回す、だけ。パソコンに向かうことが多く、肩が内側に入り猫背になりやすいので、少しでも肩を開いて呼吸筋をほぐしてやるように伸ばします。ただ、これだけでは改善しきれないので整体の力で肩の可動域を広げてもらいますが。肩が動かないと走る時の腕振りが小さくなって、疲れやすくなる気がします。

 

そして、セルフマッサージ。固くなりがちなアキレス腱とふくらはぎを中心に揉むだけ。親指と中指でグイグイもんだりスリスリ流したり、電車の待ち時間や、バスで座れた時や、仕事中にも。もう癖になっているので気がついたら揉んでいます。ふくらはぎは第二の心臓と呼ばれるくらい血流には重要な部位。硬くなって流れが滞ると身体全体の不調に繋がるのでこまめなメンテナンスが必要です。

 

もちろん、これだけでは身体は回復しきれません。それでも膝やアキレス腱の怪我予防になっているはずです。本当は休養をしっかりとるべきですが休養をとれる生活はしていないですし。それが中年市民ランナーの宿命ですし。川内優輝選手が市民ランナーの星と言われる所以です。普通に働きながらあれだけの練習をこなし結果を残し続けるのは並大抵のことではないはずです。そんなぼくもフルマラソンを経験する前は、「あの川内って人、変わり者だな」くらいにしか思っていませんでしたが。

 

ちなみに、この「市民ランナー」って言葉、何か変だなーとずっと気になっています。市民スキーヤーとは言わないのに、アマチュアランナーの枕詞になぜ「市民」がつけられたのか、謎です。実業団と対比させての市民ならあまりにも安易です。それ以前に実業団って名称もヘンテコだ。もうほとんど社業をしていないのだから、細かいことを気にせずカッコよく「プロ」でいいのに。プロのランナーにした方が華やかさが増して陸上界も盛り上がると思いますがいかがでしょうか。市民ランナーの戯言ですが。

 

 


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