ランニングできない生活

板橋シティマラソンも終わり、昨年までなら長野マラソンに向けて気持ちを入れている最中なのに、今回はエントリーし忘れるまさかの失態。長野マラソンは10,000人の定員を先着順で募集しているので20〜30分で受付終了してしまいます。春の長野を走れないのは寂しい。

 

最近は日常生活優先期間の為、目標タイムも作らずスピード練習も無し、ひたすらジョギングをする日々です。板橋は強く走らなかったため(強く走れるほど練習していない為)、ダメージもほぼなく翌々日の火曜日からジョギングを開始しました。

 

しかし。なんとなく尾てい骨のあたりが痛い…。触ると腫れている。

 

その腫れは日に日にひどくなり、遂には病院で切開し溜まった膿を排出するまでに至りました。もともと何年も尾てい骨にあった痛くも痒くもないできものが、このタイミングで炎症を起こしてしまったらしいのです。病院の先生によると原因は疲労やストレスなどで抵抗力が下がり、ばい菌の仕業で炎症が起きたとのこと。

 

 

疲労とかストレスとかお馴染みで曖昧な理由です。明確な理由があれば腑に落ちるものの原因もわからないまま病院に何度も行って、下半身をさらけ出し麻酔をされ切られるのは精神的に堪えます。大量のストレスが溜まりました。そして、ランニングできない生活が1週間を越えてくると自分の生活が自分の生活でないような気がして気力が大幅に減退します。

 

(追記:腫れの原因は板橋シティマラソンで着用したランパンのポケットが後ろのセンターにしかなく、そこに全ての補給食を入れて走った為にその補給食が患部にあたって擦れたことでした、ランパン選びにも注意が必要です)

 

週に4〜5日、月間200km走ることを最低ラインにしているぼくにとってランニングは生活の一部で、いかにして走る時間を作り出すかを考えて生きているフシがあります。その目に見える数字(走行距離)こそが自分自身を励ましたり、誇らしく思えたりする大切な自慰の道具なんです。だから少しでも走れなくなると自暴自棄がやってきます。

 

とりあえずは早く完治することを願うしかないですが、下を向いてばかりはいられないと思い次回走る場所を考えました。地元長野県の中野市で開催されるカチューシャふるさとマラソンのハーフ。5月21日開催でエントリー受付は4月下旬と猶予はありますので、体調を判断してエントリーできそうな大会です。

 

カチューシャふるさとマラソンは4年前初めて走ったハーフマラソンの大会。とても牧歌的でいい雰囲気だった印象があります。中野市街地を出発してりんご畑を横目に田園地帯を走り抜ける、アップダウンやカーブも適度にあって飽きのこないコースでした。中盤は人家がほとんどない場所を走るので応援は少なめでしたが、おばあちゃんおじいちゃんが歩道にちょこんと座って応援している姿がとても印象的でありがたかった思い出があります。ちなみにこの時のタイムは1時間37分。ロングタイツを履いているところが初々しいです。

 

 

今年は空気の良い信州中野市を走って、きのこ汁を食べて元気になって帰ってきたい。

 

投稿者 片塩 宏朗

お読み頂きありがとうございました。コピーライターをしています。好きなランニングと短歌について時々書きます。フルマラソン:3時間15分28秒、ハーフマラソン:1時間27分59秒、シューズはasicsです。

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