今週の短歌日記

2024年9月9月(月)

ただいまは待つ人のためにある言葉という点でいいです。

 

高校を卒業したら家に留まるのか独り暮らしをするのか、選択問題に頭を悩ませます。もし、そのつもりはないのに仕方がなく家を出たケースでは、その仕方のなさが今日まで続くことになります。

 

独り暮らしをしながら家出をしたことがあります。それは外出とも言えますが、本人の心持ちひとつで家出になります。1泊2日に及ぶ家出(旅)ののち帰った先は家ではなく実家ということからもわかるように、仕方のなさは続いています。

 

19歳から賃貸で暮らし続けるているのは金がないのは言わずもがなですが、仮住まいで居続けるぞという強い信念の現れでもあります。賃貸住宅にいくら支払ってきたのかは、気になりますがそれだけは計算してはならないと固く決めています。計算して出した正解が人生を正しく導くとは思えません。

 

U字工事の益子さんも言っておられましたが、飲み会やコンパで最もテンションがあがるのが帰り道だと。解放された嬉しさで思わず奇声をあげたくなるほどだと。アメトーークだったと記憶していますが、世の中に同じ考えを持つ人はいるものだと感心したものです。

 

世の中にはたくさんの道がありますが、歩いていて幸せを感じるのは帰り道です。バージンロードだという説もありますが、そこはまだ歩いたことがないのでわかりません。

 

今夜もただいまへと伸びる帰り道をてくてく歩いています。その道は19歳からずっと歩いているような気がします。